【ロッテ】種市篤暉と小島和哉の10勝コンビが来季悲願の優勝へ大幅増額で契約更改

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2023.11.22(水) 06:30

来季の目標にタイトル獲得を掲げたロッテの種市

 今季、ともにチーム最多の10勝をマークしたロッテの種市篤暉投手(25)と小島和哉投手(27)が21日、ZOZOで契約更改を行い、種市は3400万円増の5200万円、小島は3700万円増の1億500万円でサイン。先発の柱として2位躍進を支えた左右の両雄は、悲願のVへ向けて来季もフル回転を宣言した。

 トミー・ジョン手術を乗り越え、プロ7年目で初めて2ケタに到達した種市は、「中5日で投げていきたい。今年は規定(投球回=143)にいかなかったので、170~180イニングくらいが目標」。さらに、今季はオリックス・山本と競り合った最多奪三振など「タイトルをとりたい」と、リーグを代表するエースへの成長を誓った。

 初の開幕投手を託され、3年連続で規定投球回をクリアした小島は、大台突破に「過去の自分に言っても『絶対ウソだろ』と言われると思う」と笑顔。こちらも来季の目標を「170イニング」に設定した。

 オフの自主トレは早大の先輩で同じ左腕のソフトバンク・和田に弟子入りを志願。「自分も息の長い選手になりたい」と、来季43歳となる大ベテランに“長寿”の秘訣(ひけつ)を学ぶ。

(星野 和明)

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