【オリックス】FAの広島・西川に即アタック成功 敦賀気比の先輩・吉田正尚の背番7&4年12億以上提示
スポーツ報知
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2023.11.17(金) 03:00
フリーエージェント(FA)宣言選手と各球団との交渉が16日、解禁され、広島から国内FA権を行使した西川龍馬外野手(28)がオリックスと交渉したことが分かった。背番号7を提示されたとみられる。
オリックスが広島から国内FA宣言した西川と初交渉した。FA宣言選手との交渉が解禁され、即日アタック。非公表の交渉で、4年12億円以上の条件とともに、背番号7を提示した模様だ。
「7」は今季は空き番号で、昨年は吉田正尚(現Rソックス)がつけていた。西川にとって、敦賀気比高の1年先輩。その後継者に指名された形だ。阪急時代は「世界の盗塁王」福本豊の代名詞だった。吉田正の前は糸井嘉男が背負った。西川は広島で「63」から今季「5」に変更したが、オリックスは左打ちの名選手が背負ってきた球団のレジェンドナンバーを提示し、西川に強い思いを伝えた。
西川は天才的な打撃技術で、今季はセ2位の打率3割5厘をマーク。FA権行使を表明した際、「パ・リーグの野球に僕が通用するのか興味があった」と新たな挑戦を移籍理由に挙げた。ソフトバンクも西川を調査してきたが、野手のFA補強は西武・山川に一本化。現時点で獲得に乗り出す他球団はなく、移籍先の最有力候補がオリックスであることは揺るがない。
福良GMは西川がFA宣言選手として公示された15日、「調査を継続し、検討していきたい」と説明していたが、一夜明けてさっそく動き、熱意を伝えた。今季年俸1億2000万円から倍以上の年俸3億円以上の好条件も提示。エース・山本のポスティング制度での米大リーグ移籍を容認したが、西川を獲得することで、リーグ4連覇を狙う戦力を整えていく。
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