【日本ハム】根本悠楓投手 第2先発で起用濃厚…アジアチャンピオンシップ・16日開幕
スポーツ報知
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2023.11.16(木) 08:18
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」が16日、東京ドームで開幕する。日本ハムからは万波中正外野手(23)、野村佑希内野手(23)、根本悠楓投手(20)が侍ジャパンの一員として出場する。唯一の道産子・白老町出身の根本は、第2先発での起用が濃厚。2017年にU―15日本代表としてアジア野球選手権優勝の経験を持つ左腕が、2度目の国際舞台でも勝利に貢献していく。
自身2度目の世界舞台へ、根本が気負いなく挑む。開幕前日の15日、会場の東京ドームで順調に調整を終えた。きょう16日、台湾戦から始まる戦いでは、先発陣の次に登板する第2先発としての役割を務める方向となっている。中継ぎでの起用は昨季の2試合だけだが「先発と変わらず、普通に投げれば大丈夫かなと。どこで投げても自分の力を出して、無失点にできれば」。平常心で臨み、プロ通算6勝の力を日本に還元する。
白老白翔中3年時の17年8月、全国中学で大会史上初となる完全試合を達成した。U―15日本代表に選出され、同年11月、同アジア選手権に出場。優勝を果たす原動力となった。元来、冗舌ではない性格から「あの時はもうずっと黙ってたんで」と当時は周囲と溶け込むのに時間がかかったが、チームメートもいる今回は以前よりスムーズに、仲間ともコミュニケーションを取れるようになった。精神的な利もマウンドで生かす。
先発ローテーション定着を掲げた3年目の今季、3勝1敗で防御率2・88の成績を残すも、登板数は5試合にとどまった。その結果に当然、満足はしていない。「自分の足りない知識とか色々あるので。少しでも多く、何かを吸収できれば、今後につながってくるんじゃないか」と、来季の更なる飛躍へのきっかけとすべく、位置づけている今大会。代表としての責任感を胸に、確たる収穫を北海道へと持ち帰るため、根本が左腕を振っていく。
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