【ソフトバンク】西武・山川穂高獲得へ 三笠GM「背景も含めてしっかり調査を」 オリックス・山崎福也も

スポーツ報知

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2023.11.15(水) 15:00

ソフトバンク・三笠杉彦取締役GM

 ソフトバンク・三笠杉彦GMが15日、福岡・筑後市内で報道陣に対応し、日本プロ野球機構(NPB)からFA宣言選手として公示された西武・山川穂高内野手、オリックス・山崎福也投手の獲得に動くことを認めた。

 昨オフは日本ハムから近藤、DeNAから嶺井を獲得したが、今オフも潤沢な資金力でFA市場に参戦する。野手の補強は本格調査してきた広島・西川から撤退し、通算218本塁打を誇る山川に一本化。建て直しが急務となっている投手補強はこの日までに今季11勝を挙げた山崎福に狙いを定めた。

 山川に関しては今年5月に自身の不祥事が発覚。公式戦の出場停止処分を受けたが、球団は山川が実戦復帰を果たした10月のみやざきフェニックス・リーグにプロスカウトを派遣。今後も球団として精査を進めた上で交渉の席につくのだという。三笠GMの主な一問一答は以下の通り。

 ―FA選手が公示された。

 「明日以降、調査をしながら考えていくという段階であります」

 ―山崎福、山川の獲得に乗り出す。

 「山崎投手については左の貴重な先発ですし、FAのマーケットでは補償のないランクだと聞いてますので、そういう意味でも入ってくれれば貴重な戦力になるかなというふうに思いますけども。山川選手については日本を代表する右バッターであるということでありますけども。今年ね、出場してなかったということもありますので。フェニックスリーグには出場されてましたけど、そのコンディションの確認もありますし、あとはもろもろのいろんなことについて、しっかり調査しないといけないというふうに思っています」

 ―山川は不祥事で出場停止処分を受けていた。球団としては。

 「まずはしっかり調査しないといけないというふうに思ってますので。我々も当然みなさんの報道ベースで事案については認識をしてますが、他球団の選手だったということもありますので、交渉が解禁になった後ですね。その事案についてもしっかり調査するというのが我々がまずやらないといけないことかなと思っています。不起訴になったということは報道で知ってますけど、その背景も含めてですね。確認するということかと思います」

 ―野球とプライベートの問題は切り離して考える。

 「まあ両方について球団内で検討していくということになると思います。実績のある打者であることは間違いないと思いますが、一方で1年間ほとんど実戦に、フェニックスリーグは出てますが、公式戦はほとんど出てないというようなところがありますので、そこについての評価もありますし、出ていなかった理由についても球団としての見解をしっかり出していかないといけないというふうに思いますので、それにあたっての調査は必要だと思っています」

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