【トライアウト】元ドラ1ソフトバンク・高橋純平「まだまっすぐ150キロ出ます」3人対戦で1安打1死球
スポーツ報知
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2023.11.15(水) 11:09
◆プロ野球12球団合同トライアウト(15日・鎌ケ谷)
プロ野球12球団合同トライアウトが15日、日本ハムのファーム施設、千葉・鎌ケ谷で行われ、ソフトバンク・高橋純平投手(26)、阪神・高山俊外野手(30)、DeNA・田中俊太内野手(30)、ロッテ・福田秀平外野手(34)らが参加した。
ソフトバンクから戦力外通告を受けた高橋純はオリックス・園部、ロッテ・西川、ソフトバンク・早の3人と対戦。先頭の園部にはカウント2―2から三遊間を破る左前安打を許したが、続く西川からは内角低めに沈む変化球で空振り三振を奪った。3人目の同僚だった左打者の早には2球目が制球できず、死球となって苦笑いだった。
降板後のインタビューでは「何とか食らいついてやろうという気持ちを持って練習していましたし、その成果が少しでも出たらいいなと思って今日は来ました。(特別ルールのカウント)1―1からというところで、最後の早は同じホークスでやっていて、カットが引っかかって当てちゃって申し訳なかったですけど、でも僕としては投げる球種全部見せようという気持ちで来たので、それはクリア出来てよかったです。まだまっすぐ150キロ出ますし、今日は(最速)148だったけど、今シーズン終盤で習得したカットボール、フォークとかスライダーは元々自信あるので、それをちゃんと腕振って投げられると思って来ました。本来は両親に見て欲しかったですけど、2人とも仕事で来られなかったので、『頑張ってくるよ』と昨日伝えた。中継を通してでも見てもらえたらいいかなと思います。(朗報を)待つだけです」と清々しい表情で振り返った。
高橋純は、県岐阜商高から15年ドラフト1位でソフトバンク入り。中日、日本ハムと3球団が競合するほど注目を受けた。ソフトバンク入り後は17年に1軍デビュー。19年には45試合に登板して3勝2敗17ホールド、防御率2・65と中継ぎでチームの日本一に貢献した。だがその後は21年に10登板しただけで、22年以降は1軍登板がなかった。今季ファームでは29試合に登板して33イニングを投げ、2勝0敗、防御率4・91だった。
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