【トライアウト】オリックス・吉田凌が2者連続三振「まずまず」 田中俊太との東海大相模対決も制する

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2023.11.15(水) 10:51

トライアウトで登板した吉田凌(カメラ・関口 俊明)

◆プロ野球12球団合同トライアウト(15日・鎌ケ谷)

 プロ野球12球団合同トライアウトが15日、日本ハムのファーム施設、千葉・鎌ケ谷で行われ、ソフトバンク・高橋純平投手(26)、阪神・高山俊外野手(30)、DeNA・田中俊太内野手(30)、ロッテ・福田秀平外野手(34)、巨人・太田龍投手(25)ら各球団から戦力外通告を受けた選手など58人が参加した。今季はNPBでプレーしていない元西武・多和田真三郎投手(30)、元巨人・坂本工宜投手(29)らも参加者に名を連ねた。

 オリックスで今季19試合に登板するなど通算83登板の実績を誇る吉田凌投手(26)は、40人参加した投手の中で2番目に登場。先頭で同僚だった釣から見逃し三振を奪うと、東海大相模高の先輩でもあるDeNA・田中俊太内野手からも空振り三振を奪った。3者連続三振を狙ったが、3人目の中日・伊藤はフルカウントから四球だった。曲がり幅の大きいスライダーなど2者連続奪三振で猛アピールした。

 東海大相模高時代は、中日・小笠原と2枚看板で甲子園優勝に貢献。オリックス入り後も、20年には35試合に登板するなど、ブルペンで存在感も示した。登板直後のテレビ放送のインタビューでは「まずまずだったかなと思います。両サイドを広く使うピッチングスタイルなのでそれを1番に考えて投げました。最初の2人からしっかり三振を取れたのでよかったです。緊張はしました」と振り返った。

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