【ソフトバンク】オスナ来季も残留!NPB史上最大級の4年40億円規模で超大型契約

スポーツ報知

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2023.11.14(火) 02:00

オスナ

 ソフトバンクの絶対的守護神、ロベルト・オスナ投手(28)が来季も残留することが13日、分かった。出来高払いなどを合わせて、4年総額40億円規模の超大型契約で基本合意したもよう。これまでの日本球界最高年俸は21、22年の楽天・田中将大の9億円(推定)。球団はNPB史上最大級の誠意を見せた。今季で契約が切れる右腕の動向は国内外の他球団も注視していたが、引き留めに成功した。

 昨年末、ロッテから年俸500万ドル(当時のレートで約6億6500万円)の単年契約で加入したオスナは49登板で3勝2敗26セーブ、防御率0・92。7月上旬から1か月以上セーブ機会に恵まれない不運もあったなか、アストロズ時代の19年にメジャーのセーブ王に輝いた実力を示した。小久保新監督は10月の就任会見で「救援陣は12球団でもトップクラス。あとはオスナをどうするか。いなかったら話にならない」と、ストッパーの残留を最優先事項に挙げたほど、大きな存在だった。

 グラウンド外でも若手を食事に誘い、自身の経験を伝えるリーダー。松本裕、藤井らと形成する「勝利の方程式」の最後が埋まり、4年ぶりのリーグ優勝に向けて逆算できる体制が整った。

 ◆ロベルト・オスナ(Roberto Osuna)1995年2月7日、メキシコ生まれ。28歳。15年にブルージェイズでメジャーデビュー。17年WBCメキシコ代表。メジャー通算314登板で14勝18敗155セーブ、防御率2・74。日本では通算78登板で7勝3敗36セーブ、防御率0・92。188センチ、104キロ。右投右打。

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