【西武】平井克典が国内FA権行使を表明「もう少し時間をかけてお話しさせてもらいたい」

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2023.11.9(木) 12:11

国内FA権を行使することを表明した西武・平井克典

 西武・平井克典投手が9日、国内FA権を行使すると表明した。

 この日、ベルーナドームで取材に応じた平井は「今年度取得しました国内FA権を行使させていただく運びとなりましたのでご報告させていただきます」とはっきりとした口調で宣言。この日、申請書類にサインしたという。

 行使の理由については「もう少し時間をかけてお話しさせてもらいたいと思いましたし、ちょっとモヤモヤした気持ちもあったので、そこをしっかり整理して来シーズンに向かうため」と説明。他球団との交渉については「あまり考えていないです」とし、「ライオンズには7年間育ててもらって優勝という素晴らしい経験もさせてもらいましたし、かけがえのない仲間とともに野球ができて素晴らしい先輩、かわいい後輩もいます。そういう仲間とまだやりたいという気持ちは正直、本当に持っています」とチームへの愛着心を強調。家族の意見も聞きつつ、あくまで残留を基本線に球団と交渉を続けていく考えだ。

 来季も貴重な戦力として構想に入れている球団は、ここまでの交渉で複数年契約を提示して残留を要請。渡辺GMは宣言しての残留を容認している。

 入団7年目の平井は2019年に81試合に登板するなど主にセットアッパーとして活躍。今季もチーム最多54試合に登板して4勝3敗28ホールドを記録する一方、昨年は13試合に先発するなどポジションを問わず献身的な投球で投手陣を支えてきた。

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