【ソフトバンク】小久保裕紀監督、静かなグラウンドに寂しさ「これで1軍に勝てるのかな」秋季キャンプに本音ポロリ

スポーツ報知

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2023.11.4(土) 15:26

ソフトバンク・小久保裕紀監督

 ソフトバンク・小久保裕紀監督が4日、野手組の宮崎秋季キャンプ第1クール最終日に思わず本音が漏れた。

 今秋は野手が宮崎、投手が筑後の分離開催。指揮官は第1クールは宮崎を視察した。午前中は技術練習、午後は個別(自由)練習だが、この日ランチ後のグラウンドは静まり返っていた。その光景が寂しく映った。

 「基本、(午後の)自由練習はこちらから引っ張らない、促さないみたいな感じでやったんで。でも、今日グラウンド両方(メイン、サブ)空いてますよね。コーチ陣とも話してたんですけど、これで1軍(の選手)に勝てるのかなって。まあウェートはしてるんでね。途中ウェートして、体を大きくして、その後に技術練習するやつ、今までだったら個別をして、ウェートはもう疲れてみんなちゃんとできないみたいな流れだったんで。まずは真ん中にウェート入れてみましょうみたいな形のキャンプなんで。その後打てよと思うけど、それもあんまり促さず。狙いは自分で考えてやれる選手を作り出すことが狙いなんで。できるかどうかは甚だ疑問ですが(笑い)。まあ、あと3クールあるので、見てみようと。とことん全員首脳陣がいる中で、毎日ゴマすりの当てつけのようにフリー打撃するやつがいてもいいなと思うんですけどね。時代ですかね、今の子たち」

 小久保監督はキャンプ前日、「主力を脅かすような選手が、1人でも2人でも出てきてくれたらという思いです」と話していた。現役時代は猛練習で通算413本塁打を放ったスラッガー。実戦を行わず、個人個人の技術アップに特化した今秋だが、1人でも多くの若手台頭を願っている。

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