◆ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３第５戦　阪神―オリックス（２日・甲子園）

　オリックスが、宗佑磨内野手の好走塁で追加点を挙げた。

　１―０で迎えた７回２死一塁、森の二ゴロを阪神の二塁手・中野がファンブル。一塁走者の宗は、すかさず三塁へ。一、二塁間を抜けた打球を阪神の右翼手・森下もつかみ損ねると、すぐさま本塁を狙い、生還した。

　この回、先頭の田嶋が四球で出塁し、１死一塁で打席に立った宗は島本の直球を中前にはじき返した。しかし中堅・近本がフライキャッチすると見せかけて右手のグラブを掲げるフェイクプレーに一塁走者・田嶋がだまされ、田嶋は二塁封殺。ヒットを１本損した宗は一塁キャンバスで頭を抱えていた。

　それでも６回まで無失点と好投を続ける田嶋にも、大きな援護点を送った。

　

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