【ソフトバンク】ドラ1の大阪桐蔭・前田悠伍に指名あいさつ 同校から直接入団なら意外にも初「一日でも早く1軍に」
スポーツ報知
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2023.10.27(金) 18:35
26日のドラフト会議でソフトバンクから1位指名された大阪桐蔭・前田悠伍投手が27日、大阪・大東市内の同校で永井編成育成本部長らの指名あいさつを受けた。
両親とともに、初めは緊張の面持ちだった最速148キロ左腕だが、次第に笑顔に。「昨日はあまり選ばれた実感がなかったんですけど、一日過ぎて、実感が湧いてきた気持ちです。(外れ1位で)3球団から指名していただき、うれしい気持ちの一言でした。一日も早く1軍に上がって、活躍できることを目標にやっていきたいと思います」。福岡での生活については「九州に行ったことがないのでイメージが湧かないんですけど、海鮮であったり、食べ物の印象が強くて。博多ラーメンだったり、海鮮を食べてみたいです」と胸を膨らませた。
前田は大阪桐蔭で1年秋から主戦として投げ、明治神宮大会初Vに貢献。優勝した2年センバツでは、先発2戦で計13回3安打1失点23K、防御率0・00と衝撃デビューを果たした。同夏の甲子園で8強、明治神宮大会史上初の連覇、3年センバツ4強。エース兼主将でチームを率いたが、春以降はコンディション不良でベンチを外れ、最後の夏は大阪大会決勝で宿敵・履正社に惜敗した。だが、初優勝したU18W杯では日本代表のエースとしてフル回転。米国、韓国、台湾の3試合で先発し、16回2/3を1失点。国際舞台で“世代最強投手”であることを証明した。
同校からの高卒ドラフト1位指名は12人目。入団すれば、最多タイだったPL学園超えとなるが、ソフトバンクへ直接入団は初めてになる。
◆前田 悠伍(まえだ・ゆうご)2005年8月4日、滋賀・長浜市生まれ。18歳。高月スポーツ少年団に所属した古保利小6年時に、オリックスジュニア選出。湖北ボーイズでプレーした高月中1年時に、U12日本代表でカル・リプケン世界大会優勝。大阪桐蔭では1年秋からエース格で甲子園には春夏3度出場。2年時の22年センバツで全国制覇。180センチ、80キロ。左投左打。
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