【ドラフト】日本ハム4位・明瀬諒介「将来的には三冠王」高校通算49発の大型内野手

スポーツ報知

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2023.10.26(木) 20:26

日本ハムから4位指名された鹿児島城西・明瀬

◆2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

 日本ハムからドラフト4位指名を受けた鹿児島城西・明瀬諒介内野手は色紙に「三冠王」と書き込み、「1年目からレギュラーをになって、将来的には三冠王を取れるような選手になりたい」と力強く宣言した。

 校内に用意された会見場で、チームメートとともにドラフト中継を見守った。名前が呼ばれた瞬間、大きな歓声が上がると、緊張の表情が少しだけ緩んだ。サプライズで用意されたタイの舟盛りを手に「ほっとしています。小さい頃からの夢がかなった」と笑顔を見せた。

 1メートル83、87キロ。恵まれた体格を生かした長打力が売りの大型内野手。プロ野球・ダイエー(現ソフトバンク)などで活躍し、首位打者も獲得した佐々木誠監督から指導を受け、大きな成長を遂げた。今年限りで退任する指揮官からの言葉で最も印象に残っているのは「練習からホームランを打て。練習で打てないと試合でも打てない」。セールスポイントの長打力に磨きがかかり、飛距離もアップ。甲子園出場こそないが、高校通算49本塁打を放ち、スカウトの高い評価を得た。

 投手としても最速152キロをマークするなど身体能力も高く、肩の強さもセールスポイントだ。プロでは野手一本で勝負する。「(日本ハムは)新庄監督になって若手が活躍しているイメージがある。それに乗っていきたい」。早くも夢舞台での活躍を思い描いた。(加藤 博之)

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