【ドラフト】東日本国際大右腕・大山凌、ソフトバンク6位指名「なるべく早く1軍、長く勝ち続けたい」

スポーツ報知

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2023.10.26(木) 20:59

東日本国際大ナインから胴上げされる大山凌(中央)

◆2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

 ソフトバンクは6位指名で最速153キロの直球を投じる東日本国際大のエース右腕・大山凌投手(4年)の交渉権を獲得した。

 大山は2002年3月27日生まれの21歳。栃木県出身で小学2年時から野球を始め、高校は白鴎大足利に進学。東日本国際大に進学後、1年秋から南東北大学リーグで登板し、2年秋からエースとしてチームをけん引。3年春には自身初の全国大会となる全日本大学選手権で3試合に登板して3勝をマークして同校としては15年ぶりの4強に貢献した。

 180センチ78キロから投じる直球を武器に、スライダーやスプリットなど6種の変化球を投げ分ける総合力の高さを武器にリーグ戦では無双。2年秋は防御率0・36、3年春は防御率0・35を記録。3年秋では右肘を痛めて長期離脱も、復活した4年春には防御率0・56で奪三振率も10・97と圧倒してスカウトの目に留まった。

 部室でドラフトを見守っていた右腕は「最初から見てましたけど、なかなか呼ばれなかったので緊張していた」とホッとした表情。プロでの目標には「まずは自分としての一番の課題であるフィジカルを鍛えたい。なるべく早く1軍に上がって、長く勝ち続けたい」と意気込んだ。

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