◆２０２３年　プロ野球ドラフト会議　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ（２６日）

　ソフトバンク・小久保裕紀監督が外れ１位で大阪桐蔭・前田悠伍の交渉権を獲得した。

　最初の入札では国学院大・武内を公言通り指名したが、ヤクルト、西武と３球団が競合。くじ引きの順番は最後で、２番目の西武に敗れた。２度目の１位指名では前田を指名。日本ハム、楽天と重複し、再び３球団が競合した上、またも順番は最後だったが、今度は残りものに福があった。

　球団として１７年から続いていた１位指名の抽選の連敗（この日の武内を含む）は８でストップした。小久保監督の一問一答は以下の通り。

―前田を引き当てた

「１回目のくじも２回目のくじも残りものだったので。気楽でした」

―どういう選手

「高校生の中では断トツの評価だと聞いてますんで。球団として１年目から、どのぐらい投げさせるのかというのはこのオフしっかり球団と相談しながら、起用は考えていきたいなと思います」

―どんな選手になってほしい

「やっぱり球界を代表する投手、侍ジャパンにもしっかり選ばれ、日本を代表する投手になってほしいですね」

―ドラフトの雰囲気は

「初めてだったので。普段はテレビで見てる側だったんでですね。向こうからどういう顔で映ってるのかは大体想像がつきました」

―２度ともくじ引きの順番は最後

「前田投手も非常に評価が高くて（最初に入札した）武内投手も当然評価が高かったので。さっきも話したように、最後だったんで。比較的気持ちは楽でした」

―この後の補強ポイント

「ポイントはもう投手なんで。スカウトの方にもちろんご判断はお任せしてますけど、おそらく即戦力の投手を取ってくれるであろうと思います」

―ネクタイは球団カラーの黄色

「そらそうでしょ。（巨人の）阿部慎之助もオレンジだったんで」

―高校生だが、前田は近いうちに１軍に

「４月からというのはちょっと考えないと思いますけど。あとは球団がしっかり管理した中でＧＯサインが出れば、１年目の後半ということも十分考えられる力はあると思いますね」

―１年目から

「そういうふうに聞いてますし。焦らせることはないと思いますけど、１年目だからといって１年間体作りみたいなタイプの投手じゃないというふうに思います」

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