【楽天】松井裕樹が海外FA権行使の意向を球団に伝える
スポーツ報知
- ニュース
2023.10.25(水) 18:15
楽天の松井裕樹投手が25日、海外FA権を行使する意向を球団に伝えたことが明らかになった。
今季は59試合で2勝3敗、防御率1・57、39セーブで2年連続の最多セーブのタイトルを獲得した。150キロ超の直球に加えて140キロ台の高速フォークとキレ味鋭いスライダーを武器に、今年4月にはNPB史上9人目の200セーブを史上最年少で達成。順調にキャリアを積み重ね、日本を代表する左腕に上り詰めた。
9月16日のオリックス戦(京セラD)ではヤンキース、Rソックス、カブスなど9球団が視察。10月に入ってもパドレスの球団幹部が最終チェックに訪れていた。3月のWBCでは公式球の対応に苦しんだが、あるナ・リーグのスカウトは「早くから準備すれば必ず対応できるようになる」と明言。評価は不変だとした上で、正式オファーを準備している。奪三振率11・30は日本人の救援投手ではダントツで、左のリリーフが少ない球団にとっては重宝されるはずだ。
また、代理人は、フィリーズやDバックスなどでGM補佐を歴任した米大手エージェンシー、WME社のブライアン・ミニティ氏と契約したことも判明している。
◆松井 裕樹(まつい・ゆうき)1995年10月30日、横浜市生まれ。27歳。桐光学園から13年ドラフト1位で楽天入り。174センチ、74キロ。左投左打。家族は妻で女優の石橋杏奈との間に1男1女。推定年俸2億5000万円。
関連ニュース
・【写真】通算200セーブの記念球は杏奈夫人に
・【一覧】ドラフト2023プロ注目の選手リスト 評価&最新の試合結果など完全網羅
・ドラフト5位指名も入団拒否の可能性「納得するステップに進みたい」
・ドラ2でプロ入り➝わずか2年で戦力外➝育成で現役続行もベンチで涙の日々 そして…
・【楽天】塩見貴洋&西川遥輝が来季戦力構想外