【オリックス】日本シリーズ連覇へ“V率100%ローテ”「山本由伸→宮城大弥」で開幕連勝狙う

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2023.10.25(水) 05:00

練習中に中嶋監督(右)、山本(中)と談笑する宮城(カメラ・馬場 秀則)

 オリックスが2年連続日本一へ「V率100%ローテ」で臨むことが24日、分かった。本拠地・京セラDが舞台となる28日からの日本シリーズ1、2戦目は山本、宮城の順で先発予定。過去のシリーズで開幕2戦2勝したチームは36度のうち28度戦いを制し、球団では3度全て日本一に輝いている。

 宮城は21日に行われたCS最終S4戦目に先発し、6回無失点で日本S進出に貢献した。頼もしいのが「山本→宮城」の並び。今季は11度、エースの後に先発し、6勝1敗の高勝率を記録している。9月9日のロッテ戦(ZOZO)では山本がノーヒットノーランを達成。試合後に「明日も(ノーノーが)見られると思います」と重圧をかけられたが、翌10日には8回無失点で3年連続2ケタ勝利をクリアした。

 今季の交流戦(甲子園)はオリックスの2勝1敗だった。6月13日のカード初戦に8回2安打無失点、11奪三振と圧倒したのが山本。絶対的エースで先勝を計算するのは当然だ。阪急時代の76年に3戦3勝、77年は2戦2勝。96年のオリックスも開幕3戦3勝から日本一になっており、山本と宮城の両輪で一気に流れを引き寄せることが理想だ。

 この日は京セラDで全体練習を行った。DHのない3戦目以降は東、山崎福、田嶋の先発が有力。59年ぶりの関西決戦に、オリックスは万全の態勢を整え、頂点へ挑む。

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