【ソフトバンク】来季は小久保ホークスで“青学ライン” 奈良原浩氏がヘッドコーチ、松山秀明コーチが2軍監督就任へ

スポーツ報知

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2023.10.22(日) 01:47

奈良原浩氏(写真は楽天で1軍内野守備走塁コーチを務めた2022年)

 来季の小久保ホークス1軍ヘッドコーチに、奈良原浩氏(55)が就任することが21日、分かった。近日中にも発表される。奈良原氏は今季楽天で育成総合コーチを務めたが、今月18日に退団していた。小久保新監督の青学大時代の3学年先輩で、17年のWBCでも小久保監督、奈良原ヘッド体制で侍ジャパンを4強に導いた実績がある。

 また、2軍監督には青学大出身の松山秀明1軍内野守備走塁コーチ(56)が抜てきされることも判明。4年ぶりの日本一奪回に向けて“青学ライン”を形成する。藤本政権を参謀役として支えた森ヘッドコーチは現職を退き、コーディネーターに就く見込み。1軍首脳陣は大幅に刷新される模様で、今季は外野守備走塁担当だった村松コーチ以外はファームの役職を任されることになりそうだ。

 この日、小久保裕紀2軍監督(52)が来季より1軍監督に就任すると球団が発表した。23日に会見が行われる。チームは16日にCS第1ステージで敗退し、藤本前監督が退任。17日には三笠GMら球団幹部が宮崎を訪れ、小久保監督に就任要請していた。通算2041安打、413本塁打を誇り、移籍先の巨人でも主将を務めた天性のリーダーが常勝軍団の再建、さらには世代交代という難題に立ち向かっていく。

 ◆奈良原 浩(ならはら・ひろし)1968年5月16日、埼玉・白岡町(現白岡市)生まれ。55歳。帝京高、青学大を経て90年ドラフト2位で西武に入団。98年に日本ハム、06年には中日に移籍し、同年限りで現役引退。07年から中日、西武で主に内野守備走塁コーチを務め、20年に2軍監督として楽天入閣。現役時代は通算1508試合で打率2割3分7厘、13本塁打、212打点、198盗塁。168センチ、65キロ。右投右打。

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