【ソフトバンク】またマリンの悲劇…サヨナラ負けで終戦 藤本博史監督の2年目はCS第1S敗退

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2023.10.16(月) 22:19

3点差をひっくり返される逆転負けに肩を落とすソフトバンクナイン(カメラ・池内 雅彦)

◆2023 パーソルクライマックスシリーズ パ・ファーストステージ ロッテ4x―3ソフトバンク=延長10回=(16日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクがCSファーストステージで敗退した。15日の第2戦に勝利し、1勝1敗に持ち込んだが、逆転サヨナラ負けを喫した。

 両軍無得点の延長10回2死二塁から周東、川瀬、柳田の3連続適時打で均衡を打破した。しかし、その裏に津森がつかまった。無死一、二塁のピンチを招き、藤岡に右中間へ同点3ランを浴びせられた。さらに、バトンを受けた大津が2死一塁から安田に右中間へサヨナラ打を食らった。

 またマリンの悲劇を味わった。昨年はこのZOZOマリンでの10月2日のシーズン最終戦で敗れてV逸。今季は7月24日の一戦で守護神のオスナが9回2死一塁で代打・角中にサヨナラ逆転2ランを浴びて、12連敗に伸びた。勝利目前で悪夢がよみがえった。

 04年以降のパ・リーグのプレーオフ、CSで第1戦に負けてファーストステージに進出したのは過去18チーム中3チームだけだった。そのうちの1チームが19年のソフトバンクで日本一に駆け上がった奇跡の再現が期待されたが、負のデータをはね返せなかった。藤本監督の就任2年目も志半ばで幕を閉じた。

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