【ロッテ】CS最終Sに王手 27日ぶり登板の佐々木朗希が3回パーフェクトと快勝呼ぶ快投

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2023.10.14(土) 21:03

3回をパーフェクトに抑えた佐々木朗希(カメラ・清水 武)

◆2023 パーソルクライマックスシリーズ パ・ファーストステージ  ロッテ8―2ソフトバンク(14日・ZOZOマリン)

 ロッテが快勝で、CS最終ステージ(S)進出に王手をかけた。

 流れを呼び込んだのは、先発・佐々木朗希投手の快投だった。体調不良もあり27日ぶりの登板だったが、最速162キロをマークするなど、3回まで1人の走者も許さない完璧なピッチング。柳田、近藤から三振を奪うなど4奪三振の力投に、吉井監督もベンチでがっちり握手をかわし、大一番での好投をねぎらった。

 試合後、吉井監督は佐々木の投球について「本調子ではないが、今の状態で最高のボールを投げてくれた」と右腕の力投をねぎらった。今後の登板については「まずは、明日の状態を見て、(次の登板機会は)できれば投げてもらいたい」と話すに留めた。

 打線は初回、先頭の荻野が左翼ポール際に先制ソロ。17年の楽天・茂木以来6年ぶりとなる、プレーオフ、CSを通じて史上13本目の初回先頭打者本塁打で勢いをもたらした。

 柳田の一発で2点差に迫られた直後の6回には、4安打を集め一挙3点。終始、主導権を譲らず大事な初戦に快勝した。

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