佐々木朗希、3回パーフェクトで降板 CS初戦で1ヵ月ぶりの先発、最速162キロ
ベースボールキング
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2023.10.14(土) 19:06
ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News
◆ 度重なる離脱で後半戦の登板は3試合のみロッテの佐々木朗希投手(21)が14日、「2023 パーソル クライマックス・シリーズ パ」のファーストステージ第1戦(対ソフトバンク)に先発登板。復帰戦で投球数が限定された中、3回無安打無失点、4奪三振のパーフェクト投球を披露した。
初回、先頭の周東に対し、いきなり161キロをマーク。セーフティバントを狙った打球が投飛となり最初のアウトを1球で奪った。2番・川瀬は二ゴロに仕留め、3番・柳田にはフォークを続け空振り三振。3者凡退の好スタートを切った。
2回は先頭の4番・近藤を空振り三振に仕留めるなど3人斬り。3回も連続三振を含む3者凡退で終え、9番・甲斐に対する4球目はこの日最速の162キロをマークした。3回41球、無安打無失点、4奪三振無四球の内容で降板。4点リードとなった4回から、2番手の中村稔がマウンドに上がった。
佐々木は4年目の今季、夏場に左脇腹の肉離れで1ヵ月半の長期離脱。さらに、シーズン終盤は発熱を伴う体調不良もあり、先発マウンドは9月17日の西武戦(ベルーナドーム)以来、約1ヵ月ぶりだった。
ロッテの吉井監督は前日の会見で、「徐々に状態は上がってきているので、いけると判断しました。チーム事情で先発ピッチャーが足りないので、佐々木が間に合ってくれて助かった。できるだけ長く投げてほしいですけど、できることをしっかりやって欲しい」と、復帰登板となる背番号17に期待を寄せた。