【ロッテ】1毛差逆転2位でCS 小島和哉を吉井理人監督がほめた!「本当にエースらしい投球してくれた」

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2023.10.11(水) 05:30

5回1死一塁、村林一輝を併殺打に抑え気合を入れる小島和哉(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天0―5ロッテ(10日・楽天モバイル)

 パの残り1枠のクライマックスシリーズ(CS)進出を懸けたレギュラーシーズン最終戦は、ロッテが楽天に完勝し、2位でCS切符をつかみ取った。雨で1日延び、この日も30分遅れの開始となった大一番は、序盤からロッテが主導権を握り、先発・小島和哉投手(27)も7回無失点の好投で自身2年ぶりの10勝到達。既に進出を決めていたソフトバンクを勝率で上回り、3位から浮上した。楽天は4位。14日に開幕するCS第1ステージ(S、3試合制)は、ロッテの本拠地ZOZOで行われる。

 クールな左腕がマウンドでほえた。2点リードの4回2死三塁から太田を空振り三振に斬ると、小島は雄たけびをあげ、こん身のガッツポーズを決めた。

 「最後勝てたので、これ以上はもうない。よかったです」。7回6安打無失点の熱投で自身最多タイとなる10勝目。チームはソフトバンクに1毛差で逆転2位に浮上し、2年ぶりのCSを決めた。

 吉井監督に託されたシーズン最終戦の大一番。初回は1死満塁のピンチを背負ったが、岡島を遊ゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けた。その後も6回まで毎回走者を背負いながらも、要所を締めるピッチング。5、6回は走者を許しながらも、ともに併殺打に打ち取る会心の投球だった。7回先頭の阿部を右飛に打ち取ると左足がつるアクシデントに見舞われたが、7回を投げ切り、大仕事を果たした。

 今季は開幕投手に任命され、3年連続規定投球回に到達。ローテの柱として回ってきた左腕に対し、エース級の投手に成長させるべく好投しても決して褒めずに、注文を付けてきた吉井監督。だがこの日は「本当にしっかりエースらしい投球をしてくれた。このまま、成長してほしい」と目尻を下げた。前日(9日)には小島の代え時に迷いも見せていたが、終わって見れば7回無失点の快投で、今季の楽天戦初勝利。試合後には満面の笑みで小島の頭をぽんとたたいた。

 チームは9月下旬に発熱による離脱者が続出し、一時4位に転落。しかし最終戦で本拠地での開催切符をつかみ、今季限りで引退する場内アナウンス担当・谷保恵美さんの待つZOZOマリンへ戻る。「谷保さんを最後にはさせたくなかった。たくさんのファンの人に来てもらって、もっと盛り上げてもらいたい」と小島。指揮官は「せっかくつかんだチャンス。一番最後までいけるように全力尽くします」と気を引き締めた。

 14日に幕を開けるCS第1S。勢いに乗るロッテが本拠地でソフトバンク相手に暴れ回る。(小田原 実穂)

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