【ロッテ】沢村拓一、6日に3年ぶり先発へ「勝つ。それだけ」…佐々木朗希らの穴埋めCSつかむ

スポーツ報知

  • ニュース

2023.10.6(金) 05:35

沢村拓一

 CS出場へ、吉井ロッテが“秘策”を打つ。6日のオリックス戦(ZOZO)で、沢村拓一投手(35)が巨人時代の2020年7月25日のヤクルト戦(神宮)以来、1168日ぶりに先発マウンドに上がる。その時は4回途中4安打2失点だったが「チームが勝つこと。それだけ」と短い言葉に決意を込めた。

 苦しい台所事情を救う。ソフトバンク、楽天とCS進出を争う中、種市が右肘の炎症、カスティーヨは右前腕の張り、佐々木朗は発熱からの復帰が遅れ、先発の数が足りない。吉井監督は「ブルペン(救援陣)の中から先発をしてもらう」と説明した。

 同じ轍(てつ)は踏まない。佐々木朗が体調不良で先発回避した9月24日のソフトバンク戦(ZOZO)でも救援右腕・横山が緊急先発したが、1回5失点と乱調。「初回のビッグイニングが一番嫌なので。勢いがあり、初回をきっちりと抑えてくれる投手を。本当はクローザーから行くのが一番いいけれど」と指揮官は話した。抑えの益田は発熱で離脱中。「可逆性脳血管れん縮症候群」による離脱から復帰した沢村も同24日に発熱で特例2023で抹消されたが、現在は体力も回復し、先発に抜てきされた。残り3試合で2勝すればCS出場が決定する。総力戦で勝ちきる。(小田原 実穂)

関連ニュース

【ロッテ】沢村拓一が6日のオリックス戦に先発「勝つこと。それだけ」
【ロッテ】代打・角中勝也の2点二塁打と藤岡裕大の適時二塁打で逆転に成功
【ロッテ】岩下大輝が胸椎黄色靱帯骨化症で手術 約1週間入院後リハビリへ
【ロッテ】吉井理人監督、CS切符死守へ残り4戦「自分のできることに集中すること」2位ソフトバンクと1・5差
【ロッテ】5位西武に痛恨取りこぼし…連勝止まり勝率5割逆戻り

記事提供:

スポーツ報知