ソフトバンク・和田毅 (C) Kyodo News

○ ソフトバンク 7 － 3 楽天 ●
＜24回戦・PayPayドーム＞

　楽天に連勝したソフトバンクは貯金3。今季ホーム最終戦を勝利で飾り、2位でのクライマックスシリーズ進出に大きく前進した。

　先発の和田は、初回から最速147キロを計測するなど3回までノーヒット投球。4回は二死一、二塁のピンチを招いたが、6番・辰己をスライダーで詰まらせ二塁への小飛球に仕留めた。5回は圧巻の3者連続三振を奪取。6回は一死から連打を許す降板となったが、2番手の又吉が前夜に続く素晴らしい火消しを披露しゼロを刻んだ。

　和田は負けられない試合で6回途中、3安打無失点、6奪三振2四球の快投。これでチーム2位を更新する8勝目（6敗）を手にした（チーム1位は有原の10勝）。

　打線は初回、前夜も先制打を放ったが3番・柳田が、今季83打点目となる右前適時打を放ち先制。なおも二死一、二塁で6番・柳町が左越え2点適時二塁打を放ち3－0とした。2点差に詰め寄られた8回は一死満塁とし、途中出場・上林の左前2点適時打で5－1。続く8番・今宮も2点適時二塁打を左中間へ運びダメ押しとなる2点を追加した。