◆パ・リーグ　オリックス３―０日本ハム（２日・京セラドーム大阪）

　オリックス・中嶋聡監督は平野佳の日米通算２５０セーブを心からねぎらった。この日も３点リードの９回にマウンドへ送り出し、試合終了後にはベンチ前で抱擁を交わした。「一番最初に入ってきた時は先発していましたし、中継ぎ、抑えをやっていた時、いろんな平野を見てきましたけど、いまだに（これだけ）信頼感を持っている選手はなかなかいない。本当に頭の下がる思いです」と称賛した。

　山崎颯、宇田川ら若き剛腕が成長してきたが、中嶋監督は年明け早々に「抑えは平野。一番信頼しているから」と全幅の信頼を寄せてきた。今季もこれで２９セーブ。衰え知らずの３９歳が３連覇の立役者となった。

　「本当に体が元気でしたら、いつまでも投げたらいいと思いますし。この数字だって通過点かもしれないし。目指すところは目指したらいいんじゃないですか」と、今後の上積みに大きな期待を寄せていた。

関連ニュース

・【オリックス】平野佳寿が感謝してやまない恩人、恩師「ＫＯされても上を見て帰って来い」日米通算２５０Ｓの陰に周囲の支え
・【オリックス】日米通算２５０セーブ達成の平野佳寿「セーブ数よりも試合数が一番」代表会見一問一答〈２〉
・【オリックス】日米通算２５０セーブ達成の平野佳寿「まだやっているぞと岡田監督に見せられたら」代表会見一問一答〈１〉
・【オリックス】日米通算２５０セーブの平野佳寿が周囲に感謝「まだ引退するつもりはない」「初めて敵チームを応援した」一問一答
・【オリックス】山本由伸、最多勝確定の１６勝目　３年連続投手４冠射程…連敗３でストップ