ソフトバンク“同率対決”制し再び単独2位 大関5月以来の白星、又吉は好火消し
ベースボールキング
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2023.10.2(月) 21:09
ソフトバンク・大関友久
○ ソフトバンク 6 - 0 楽天 ●<23回戦・PayPayドーム>
ソフトバンクは同率だった楽天との2連戦の初戦を制し再び貯金2位。単独2位に返り咲いた。
ソフトバンク打線は初回、1番・周東の右前打などで一死二塁の好機を作ると、3番・柳田の左前適時打で先制。その後も二死三塁とし、5番・中村晃の中前適時打で2点目を加えた。2回は7番・柳町の中越え二塁打などで一死三塁とし、9番・甲斐の遊ゴロの間に3点目。楽天先発・田中将の立ち上がりをとらえた。
6回は甲斐が押し出し四球を選び4-0。7回は二死一、二塁で6番・今宮の右翼線への飛球が適時失策を誘い6-0とリードを広げた。
9月20日以来の先発となった大関は初回パーフェクトの好スタート。2回は一死満塁のピンチを招いたが、二塁・三森の好判断もあり併殺でゼロを刻んだ。3回以降は危なげなくゼロを重ね勝利投手の権利をゲット。しかし3点リードの6回、先頭の1番・小深田に中前打を許したあと、何かしらの違和感を訴え急遽マウンドを降りた。
それでも、無死一塁で緊急登板した2番手・又吉が見事なな火消し。代打・伊藤裕を二ゴロ併殺に仕留めると、3番・島内も二ゴロに仕留めゼロを刻んだ。
7回以降は藤井、甲斐野、津森が1イニングずつ無失点。完封リレーで楽天との直接対決初戦を制し、6回途中4安打無失点の大関は、5月30日の中日戦(PayPayドーム)以来となる今季5勝目(7敗)を手にした。