【楽天】田中将大が誤算…重すぎた序盤の3失点 4位後退の石井一久監督「先頭を出してしまったことが…」

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2023.10.2(月) 21:23

楽天・石井一久監督

◆パ・リーグ ソフトバンク6―0楽天(2日・ペイペイドーム)

 楽天は投手陣が踏ん張れず同率2位対決の初戦を落とし、ロッテが勝利したため、4位に後退した。石井一久監督は「初回、2回、6回と先頭打者を出してしまったことが(失点の)パーセンテージを上げちゃったかなと。振り返れば先頭というところ」と指摘した。

 先発の田中将大投手が誤算だった。初回から制球が甘くなったところを打ち込まれた。1死二塁から柳田の左前安打で早々に失点。さらに2死三塁から中村晃に中前適時打を許し、2失点スタート。重苦しいムードが漂った。

 2回も先頭の柳町に中越え二塁打を許してから失点した。6回には鈴木翔が2死満塁のピンチを招き降板。後を継いだ安楽が押し出し四球で1点を追加された。

 5回5安打3失点で日米通算198勝もお預けとなった田中将は「先頭打者を出して、走者を進めて、1本という相手がやりたい攻撃の形をさせてしまった。特に直球が中に、中に入る感じがあった。特に左打者の外のボールの制球が悪かった」と悔しさをにじませた。

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