【オリックス】また新星ドラ3斎藤響介、高卒新人初登板初先発で4回0封…山本、宮城、山下に続き“系譜”

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2023.9.27(水) 06:00

プロ初登板初先発で4回無失点と好投した斎藤(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ オリックス1―7西武(26日・京セラドーム大阪)

 育成上手のオリックスにまた楽しみな新星が誕生した。ドラフト3位・斎藤響介投手(18)が4回2安打無失点デビュー。「緊張した部分もあったんですけど、ゼロで抑えられたのが一番うれしかった」。78年の三浦広之(阪急)以来となる球団の高卒新人の初登板初先発勝利はならなかったが、持ち味を発揮。最速150キロを計測した直球主体の真っ向勝負で3三振を奪った。

 友達から「響介ちゃん」と親しまれ、1月の入寮時にポケモンのぬいぐるみを持ち込んだ癒やし系。だが、マウンドに上がれば「ギャップがあると言われます」と強気な顔をのぞかせる。プロ入り第1球は146キロの真っすぐでストライク。初三振は2回先頭のマキノンから低めスライダーで空を切らせた。4回2死一、三塁のピンチも西川をフォークで一ゴロに打ち取り、控えめにガッツポーズ。中嶋監督は「まだああいう(細い)体なんで、大事に大事に」と球数73球で交代を決断したものの「本当に質のいい投手」と褒めちぎった。

 盛岡中央時代は甲子園出場こそなかったが、福良GMも「将来的にチームの柱になれる投手」とほれ込む。日本を代表する山本、3年連続2ケタ星の宮城、そして今季は3年目・山下が初登板の開幕投手から9勝を挙げるなど、高卒投手が早々に活躍する土壌があるチーム。斎藤も系譜を継ぐ可能性を秘めている。

 大谷(エンゼルス)、佐々木朗(ロッテ)ら数多くの逸材を輩出する岩手県出身の18歳。名前の「響」という漢字は父・晋(すすむ)さん(56)が音楽好きだったことがルーツだ。「1軍で投げて、抑えることもできた。自信を持って、どんどん頑張っていきたいです」。これから球界にその名を響き渡らせていく。(小松 真也)

 ◆オリックスの逸材の初登板初先発

 ▼山本由伸(高卒1年目の17年8月20日ロッテ戦=京セラD)勝ち負けはつかなかったが、5回を7安打1失点と好投し、最速152キロ

 ▼宮城大弥(高卒1年目の20年10月4日楽天戦=京セラD)5回を7安打2失点と好投したが、白黒つかず。最速148キロ

 ▼山下舜平大(高卒3年目の23年3月31日西武戦=ベルーナD)球団では54年の梶本隆夫(阪急)以来となる1軍初登板で開幕投手。勝敗はつかずも最速157キロで5回1/3を4安打1失点7奪三振

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