ロッテは6連敗で4位転落…計9四死球を与えた投手陣に高木豊氏「自分の力を信じてもっと大胆に」

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2023.9.26(火) 07:34

ロッテ・吉井監督 (C)Kyodo News

◆ 「点の取られ方が悪い」

 ロッテは25日、ソフトバンクとの試合(ZOZOマリン)に1-10で敗戦。今季初の6連敗となり、同率2位で並んでいたソフトバンクだけでなく、楽天にも勝率で抜かれ一気に4位に後退した。

 先発の小島和哉は2回、4番・近藤健介に先制ソロを浴びると、直後の5回にも7番・井上朋也にプロ1号ソロを左翼席へ運ばれてしまう。その後も満塁のピンチを招き、押し出し四球と犠飛で2失点、さらに7回は1番・周東佑京に足でかき回され5点目を失った。小島は7回途中122球、6安打6四死球の自責点7と大乱調でマウンドを降りた。

 反撃したい打線も、この試合の得点は4回に無死二・三塁から、4番・ポランコの内野ゴロの間に奪った1点のみ。ロッテはここへ来て今季初の6連敗を喫し、4位後退となった。


 6連敗となったロッテについて、25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「この試合でも投手陣の四死球が非常に多かったですよね。3人の投手合わせて9四死球ですから、点の取られ方が悪いですし、守っている野手に“勝負しろよ”と思われても仕方がないですよね。今は苦しい時期ですけど、何とか頑張って乗り越えて欲しいです」と投手陣の四死球の多さを指摘した。

 また、同じく番組に出演した高木豊氏は「ロッテのピッチャー陣は勝負所になると良いコースに投げようとし過ぎてる感じがしますね。もっと自分たちの力を信じて大胆に攻め込んで欲しかったなと思いました」とし、こちらも投手陣の力不足について言及をした。

 投手陣が踏ん張れず6連敗で4位後退となったロッテ。23日から相次いで主力選手が発熱のため戦線を離脱するなど苦しい状況が続くなか、なんとかチーム一丸となって3位以上に入りCS圏を手にしたいところだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】ロッテ投手陣が計9四死球の10失点と大乱調…/9月25日:ロッテ-ソフトバンクのハイライト


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