◆パ・リーグ　ロッテ１―１０ソフトバンク（２５日・ＺＯＺＯマリン）

　和田が来季も現役を続行する見込みであることが２５日、分かった。単年契約で臨んだ今季は有原の９勝に次ぐチーム２位の７勝をマーク。正式オファーは今後の予定だが、「来年も戦力として考えている。チームの功労者でもあるし、球団としてもバックアップしていきたい」と球団幹部は高く評価しており、本人もその意思を抱いていることから契約に支障はないとみられる。

　オフには藤井、板東ら他球団を含めた弟子入り志願の選手と合同自主トレを行う左腕はプレー以外の野球に取り組む姿勢も若手の模範になる。今季、７年ぶりに４２歳４か月で出場した球宴では１７年ぶりにパ最年長登板記録を更新。「この年齢だからこそ得られる新しい発見もあるし、すごく楽しいです」と今なお衰えを知らない。日米通算２００勝まで３８勝。同２２年目の来季も“松坂世代”最後の男の野球人生は続く。

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