【オリックス】中嶋聡監督「はっきり言いたくないけど…」女性ファン「サトシようやった」インタビュー全文

スポーツ報知

  • ニュース

2023.9.20(水) 21:30

トロフィーを受け取り掲げる中嶋聡監督(カメラ・今成 良輔)

◆パ・リーグ オリックス6―2ロッテ(20日・京セラドーム大阪)

 優勝マジックを2としていたオリックスが、2位・ロッテとの直接対決を制し、3年連続15度目(阪急時代を含む)のリーグ優勝を成し遂げた。3連覇は球団では前身・阪急時代の1975~78年以来45年ぶり。パ・リーグでは90~94年の西武以来で21世紀初の快挙。中嶋聡監督は胴上げされ、本拠地で5度、宙を舞った。以下は中嶋監督の優勝インタビュー要旨。

 ―大きな拍手。

 中嶋監督「最高です」

 ―本拠で胴上げ。

 「何とかここで胴上げしたいと思っていたので、本当にうれしいです。ありがとうございます」

 ―(20日こそ)しっかり決めると言って果たした。

 「7回まではウソついていました。さすがにちょっとウソついたかなと思っていましたが、何とか逆転してくれて、選手がすごいなと思いました」

 ―失点後、粘って今季を象徴する試合。

 「いや、もっと楽な展開があるはずなんで…ハイ…」

(次の言葉を探している間に、スタンドの女性ファンから「サトシようやった~!」の大声)

 「…」(はにかんで頭を下げる)

 ―昨年、一昨年は接戦。今年は差をつけてV。

 「いや、ゲーム差とかそういうのは全く関係なくて、自分たちの内容を追求してきた。まだ強くなれるチーム。そこ(ゲーム差)は考えていなかった」

 ―今季はマジック点灯。

 「そうですね、マジックは、着いたり消えたりしますので、その数は気にしていなかった」

 ―夏場から抜け出した。何が良かったのか。

 「投手陣が頑張りましたし、だいぶ助けてもらいましたけど、野手陣もいいところで打って、それが勝利につながった」

 ―3連覇。今季から1軍に加わった選手もいた。

 「調子いい選手、楽しみな選手いますので、使って花開いて欲しいと思っていたし、戦力になった」

 ―パ3連覇は西武の5連覇以来。

 「本当に強いチームでしたので、その数字はとてつもない。そこにチャレンジできるチームであると思いますので、はい」

 ―ホームのファンへ。

 「本当に素晴らしい応援ありがとうございます。次のクライマックスしっかり勝って、日本シリーズに行って、あんまりはっきり言いたくないですけど…日本一、目指して頑張ります。ありがとうございました」

 オリックスは10月18日から本拠地でクライマックスシリーズ最終ステージ(オリックスにアドバンテージ1勝)に臨み、挑戦者を迎え撃つ。連続日本一へ、全員野球で突き進む。

関連ニュース

【動画】パ3連覇!歓喜の瞬間
【オリックス】このまま行けぇ!杉本裕太郎ラオウ打から7回一挙6点逆転!野口智哉バースデー勝ち越し打!
【オリックス】山崎福也、5回途中8安打2失点で降板…リーグ3連覇かかった一戦で役目果たせず
【オリックス】前日負傷交代の宗佑磨がフルメニュー消化…中嶋監督と話し合う場面も
【オリックス】宮城大弥の今季勝ちコメ集「みんな『山』が付く人が持っていくので…。次は『宮』が」…M2

記事提供:

スポーツ報知