楽天、5イニング連続の併殺地獄で連敗…田中将は5失点KOで2年連続の10敗目
ベースボールキング
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2023.9.18(月) 16:55
楽天・田中将大 (C)Kyodo News
○ オリックス 6 - 3 楽天 ●<22回戦・京セラD大阪>
逆転でのCS進出へ負けられない4位の楽天は、首位のオリックスに2連敗。借金は再び4となった。
先発の田中将は初回、1番・中川圭に死球を与えると、一死三塁で3番・森に中越えの適時二塁打を浴び先取点を献上。2回は一死から7番・ゴンザレス、8番・杉本に連続二塁打を浴び2点目を失うと、そのあと2者連続四球で満塁とし、一塁・阿部の適時失策で3失点目となった。3回も一死から4本の長単打を集中され2失点。初回から失点を重ね日本復帰後最短となる2回1/3でノックアウトされた。
負けられない試合で3回途中7安打5失点の背信投球。9勝12敗だった昨季続く10敗目(7勝)を喫し、防御率は5.09に悪化した。
打線は初回、先頭の小深田が三塁内野安打で出塁するも、続く小郷は投ゴロで二塁封殺。3番・島内は三振併殺となり結果的に3人で攻撃を終えた。2回以降も4イニング連続で先頭打者が出塁するも、4イニング連続併殺打の拙攻。初回から悪夢の5イニング連続併殺を記録してしまった。それでも4回は二死三塁から、5番・岡島、6番・阿部、7番・辰己の3連続適時打で3得点。しかし、6回以降は無安打と沈黙し追加点を奪えなかった。
16日のオリックス戦(京セラD大阪)から始まった勝負10連戦は、1勝2敗の負け越しスタート。この結果、残り16試合を全勝してもオリックスの最終勝率を上回る可能性がなくなったため、10年連続のV逸が決まった。