制球乱れ4敗目のロッテ・佐々木朗希にレジェンドOBがアドバイス 平松氏「こうやって滑る事はいくらでもある」

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2023.9.18(月) 07:14

佐々木朗希 [写真=北野正樹]

◆ 3点を失った初回は「ふわふわしていた」

 ロッテは17日、敵地での西武戦に2-3で敗戦。先発した佐々木朗希は3回3失点の内容で4敗目(7勝)を喫し、ベルーナドーム初登板をほろ苦い形で終えた。

 怪我から復帰した前回登板では3回1失点と早めに降板した佐々木朗。迎えたこの日も試合前の段階では比較的早めに降板すると想定されていたが、初回二死から突如制球を乱し満塁のピンチを招くと押し出し死球、さらに2点適時打を浴びて3点を失う苦しい立ち上がりとなってしまう。

 続く2回は打者3人で片づけたものの、3回も一死から栗山巧に安打を許すと続く愛斗との対戦中に暴投で走者栗山を二塁まで進めてしまい、またもピンチを背負ってしまう。続く渡部健人を見逃し三振に打ち取り追加点は与えなかったものの、3回70球3失点、4安打・3三振・1四球・2死球と悔しさの残る内容でこの日はマウンドを後にした。

 チームはその後9回に1点差まで追い上げたもののあと一歩及ばず敗れたが、同日放送CSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次氏は「こんな佐々木は見た事が無い」と本来とはかけ離れた“令和の怪物”の投球に困惑。

 MCを務めた岩本勉氏も「今日は特に立ち上がりがふわふわしていましたよね」と3点を失った初回の投球を振り返り、制球が定まらずに落ち着きが無かった隙に付け込まれてしまったとこの日の投球を振り返った。

 怪我からの復帰間もない時期だっただけに、初めて経験したマウンドでの適応に苦労した事は想像に難くないが、それでも平松氏は最後に「まあこうやって滑る事はいくらでもありますよ。それを上手くかわして投げるのが素晴らしいピッチャー」と語り、佐々木朗にさらなる奮起を促して締めくくった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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