【ロッテ】佐々木朗希の長い脚がアダ「軸足と着地する足の砂が違った」 初登板ベルーナドームで制球難3回3失点

スポーツ報知

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2023.9.18(月) 05:00

1回、マウンドでバランスを崩す佐々木朗希(カメラ・岡野 将大)

◆パ・リーグ 西武3―2ロッテ(17日・ベルーナドーム)

 自慢の長~い脚が、まさかの“敗因”になってしまった。左脇腹肉離れから復帰2戦目のロッテ・佐々木朗が、初回、自身初の押し出しで失点するなど大荒れ。3回で早くも予定の70球に到達し降板。4敗目を喫した。

 4年目で初めて上がるベルーナDのマウンドは“難敵”だった。「軸足と着地する足の砂が違った」と右腕。プレート周辺にはメジャー仕様の硬い粘土質の土が敷かれている。ところが、朗希の踏み出す左足は、その硬い部分からわずかにはみ出していた。

 初回、先頭の2球目にバランスを崩すなど、足元を気にしながらの投球。2死満塁で渡部に押し出し死球で先取点を与えると、外崎に2点二塁打を浴びた。初回は1イニングでは自己最多の38球。2回からはステップ幅を狭め、変化球中心に何とか無失点にまとめた。

 最速160キロで3回4安打3四死球で3失点。全70球中29球がボールだった。3回45球だった10日のオリックス戦(ZOZO)から中6日。「感覚や技術的なところは、いい時に比べたらまだ」としながらも、「脇腹に関してはそう(順調)かな」と、完全復活への手応えを口にした。吉井監督は「(途中から)ステップを狭めた分、パワーを上半身で代用するので、どこかに(影響が)出るかもしれない」と、状態を見極め次回以降の登板プランを立てるとした。(星野 和明)

 〇…西武によると、ベルーナDのマウンドの硬い粘土質の部分はプレートから約2メートル20センチ。6足半とされる佐々木朗の歩幅は大きく見積もっても2メートル程度となり、硬い部分を越えることは考えにくい。ただ、粘土の上に敷く乾燥防止剤は、プレートから2メートル程度のところまでまかれ、ホームに近い側の20センチ程度にはまかれていないという。乾燥防止剤の有無によるわずかな違いを、佐々木朗が敏感に感じ取ったものと考えられる。

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