【日本ハム】伊藤大海が自己最短の2回1/3で6失点KО…建山義紀投手コーチ「改善しないと次のステップにいけない」
スポーツ報知
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2023.9.11(月) 03:00
◆パ・リーグ 日本ハム0―10西武(9日・エスコンF)
日本ハムの伊藤大海投手(26)が、先発では自己最短となる2回1/3で降板した。初回は連打と四球で無死満塁とするも、3者連続三振で無失点に抑えた。しかし2回に2点を失い、3回には0―4とされた1死満塁から外崎に押し出し四球を与え、交代を告げられた。3回まででマウンドを降りた7月29日オリックス戦を下回る投球に「1週間、間違えない準備をしてきましたが」と悔しさをかみしめた。
6失点は喫したが味方の失策が絡むなどして自責点は4。ただ建山義紀投手コーチ(47)は、内容以外の部分に怒りをあらわにした。「打たれるのは仕方ないが、自分でコントロールできないエラーだったりを引きずって、イライラしながら投げている。ああいう点を改善しないと次のステップに行けない。そういう点では残念」と表情を険しくした。
2回には一塁カバーを怠るなどもしたことに、建山コーチは「投手陣全体にも影響している。一投手としての責任を果たせていない」と言い切り、次回登板も「今日に関してはこの日と決められない」と白紙を強調した。厳しい評価に伊藤は「あと何試合投げられるか分からないけど、自分のやるべきことに集中して、勝ちにつながれば」と次なる機会で、信頼回復を図りにいく。
(砂田 秀人)
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