ソフトバンクは4位との直接対決カードで痛恨の負け越し…攻守のミスについて岩本氏「防げるものもあった」

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2023.9.11(月) 06:54

◆ 平松氏は若手投手に辛口エール

 ソフトバンクは10日、本拠地での楽天戦に4-6で敗戦。これでカード負け越しが確定した他、4位楽天に「1.5」ゲーム差まで詰めよられてしまった。

 カード成績を1勝1敗で迎えたこの日、先発のマウンドには板東湧梧が向かう。西武との前回対戦では6回途中2失点で5勝目を挙げていたものの、この日は一転して初回から打者一巡の猛攻を食らって3点を失うと、なおも続く2回にも1点を失った所で早々に降板してしまう。

 なんとか追いつきたい打線は、3回に2本の適時打に柳田悠岐の20号2ランなどで4点を返し攻勢に転じたものの、その後は要所で精彩を欠き結局無得点のまま終盤へ。8回にも捕逸でダメ押し点を追加されると、結局9回も松井祐樹に締められゲームセットとなった。

 投打であと一歩及ばず敗れたソフトバンクだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて番組MCを務めた岩本勉氏は敗因について「ずばりミスじゃないでしょうかね」とコメント。

 続けて初回の周東佑京の走塁死の場面や6回の無死一塁で柳町達が犠打に失敗した場面などを振り返りつつ、こうしたミスを「防げるものもあったと思う」と評し、野手陣にさらなる奮起を促した。

 また同じく出演した平松政次氏は「この板東なんかもね、本当にいいピッチャーなんだけど成長が止まっている。去年なんかはもっとすごいボールを投げていましたからね」と先発の板東をバッサリ。

 選手としてのポテンシャルを認めつつ、去年と比べたら今年は状態は決して良くないと続けて語った上で「そこらへんも計算違いだったんじゃないかな」と敗因を総括して締めくくった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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