【ロッテ】佐々木朗希が10日のオリックス戦で復帰 左脇腹肉離れスピード完治で吉井理人監督が決断

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2023.9.8(金) 16:22

キャッチボールで汗を流す佐々木朗希(カメラ・今西 淳)

 ロッテ・吉井理人監督が8日、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ、左脇腹の肉離れからの復帰を目指していた佐々木朗希投手を10日のオリックス戦(ZOZO)で先発登板させることを明かした。

 同監督は「今日、朗希が病院に行って、診断の結果、もう完治していると言われたので、(10日は)先発で。5回も投げないとは思うのですが」と10日の先発復帰を明言した。

 指揮官によると3日に実戦形式のライブBPを行い、大下、小川を相手に投球するなど、1軍でのぶっつけ復帰登板に向けて調整を続けてきた。オリックス戦が雨天中止となったこの日、佐々木朗は本拠の室内練習場で行われた一部選手による練習に参加。ブルペンでも投球練習を行い、状態を確かめた。

 ポストシーズン進出をにらみ、シーズン終盤に佐々木朗が帰ってくるのはチームにとってこれ以上ない朗報だが、吉井監督は「彼も将来のある選手なので、そんなにむちゃはしないです」と投球後の状態をしっかりと見極めて起用する方針だ。

 7月24日のソフトバンク戦(ZOZO)で6回4安打1失点、9奪三振の好投も、左脇腹の違和感で93球で降板。同25日に左脇腹肉離れで登録を抹消され、当初は全治2か月とされた。レギュラーシーズンでの復帰は絶望的と思われたが、驚異的な回復を見せ、リハビリは順調だった。8月27日に20球程度、2度目の立ち投げを行い、同29日には捕手を座らせての投球も再開し、3日にはライブBPも行った。今季成績は13試合に登板し7勝2敗、防御率1・48。

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