鷹の20歳・井上朋也がプロ初安打含むマルチの活躍! 達川光男氏「ソフトバンクにとって待望の右バッター」

ベースボールキング

  • ニュース

2023.9.7(木) 07:04

◆ 花咲徳栄高校から2020年ドラフト1位で入団の3年目

 ソフトバンクは6日、ロッテとの試合(PayPayドーム)に3-0で勝利。3年目・20歳の井上朋也がプロ初安打を含む2安打1得点をマークし勝利に貢献した。

 3年目で初の1軍昇格となった井上は「8番・一塁」でプロ初のスタメン出場を果たすと、1打席目は遊ゴロに倒れるも、5回の第2打席でロッテ先発・西野勇士が投じた内角への直球を上手くさばき、中前にプロ初安打をマーク。

 6回の第3打席でも痛烈な安打を左中間へ放ち、井上は二塁へ激走。しかし、ここはロッテ中堅・藤原恭大の好返球に阻まれ二塁タッチアウトとなったが、デビュー戦でいきなり3打数2安打1得点と輝きを放ち、湿りがちだった打線の起爆剤となった。

 井上はヒーローインタビューで「少し緊張していたんですけど、2打席目に初ヒットが出てその後は気楽にできました。やっとスタートを切ることができたので、これからもっといろんな人に知ってもらえるように頑張ります」とさらなる活躍を誓った。

 デビュー戦でいきなりの活躍を見せた井上について、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の達川光男氏は「ソフトバンクにとって待望の右バッターですね。左打者の良いバッターはたくさんいるんですけど、右の良い選手がなかなか出てこなかったんですよ。井上は将来楽しみな選手になると思いますよ」と井上の将来性に期待を込めた。

 また同番組に出演した解説者の鳥谷敬氏は「初めて試合に出させてもらったなかで、しっかりと結果が出るのは素晴らしいですよね。やっとプロ野球選手としての第一歩がスタートしたんだなという感じだと思いますね」と1軍昇格後、即結果を残した井上を高評価した。

 井上は花咲徳栄高校から2020年ドラフト1位でソフトバンクに入団。昨季は腰の手術を受けるなど苦しんだ1年だったが、3年目にして待望の一軍昇格を果たし、見事期待に応える結果を残した。20歳の大砲の活躍から今後も目が離せない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】井上朋也がプロ初スタメンで初ヒット含むマルチ安打!


記事提供:

ベースボールキング