◆パ・リーグ　ソフトバンク４―８オリックス（３０日・福岡ペイペイドーム）

　序盤の大量ビハインドが響き、ソフトバンクが再び借金１となった。逆転サヨナラ勝ちで５連勝の４位・楽天に１ゲーム差に迫られた。

　オリックス相手に今季４試合で３勝１敗、防御率１・４１だった有原は初回。頓宮に先制の１４号３ランを浴びると、２回には野村勇の失策から宗の２点二塁打などで３失点。３回には頓宮に２打席連発となる１５号ソロを許し、３回まで７点を奪われた。７回途中１０安打で日本球界復帰後ワーストの８失点（自責４）。４敗目を喫し「もう少し何とか粘れていたら、今日のような試合展開にはならなかったと思います。反省して次は頑張ります」と肩を落とした。

　打線は７点を追う４回に近藤がリーグトップの楽天・浅村に１本差の２１号ソロで反撃開始。５回には代打・嶺井に移籍後１号２ランが飛び出した。６回には１軍初昇格で来日初出場の新外国人ホーキンスが初打点となる右犠飛で逆転ムードも漂ったが、７回以降は好機で一本が出なかった。

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