◆パ・リーグ　西武―オリックス（２４日・ベルーナドーム）

　西武の先発・隅田知一郎投手が６回４失点で降板。今季８勝目を手にすることはできなかった。

　最近５試合で４勝０敗と好調だった左腕。この日も２回まで無安打３奪三振と順調な立ち上がり。しかし、３回に先頭の野口に内野安打を許すと、自身の暴投や四球で１死一、三塁のピンチを招き、宗に右前適時打で１点を失う。さらに、続く中川圭に２ボールからストライクを取りにいった直球を左翼席に運ばれ、この回一挙に４点を奪われた。

　４回以降は安打を許しながらも無失点でしのいだが、打線の援護がないまま６回で降板した。８月３勝目を逃す無念の投球に、隅田は「３回がすべて。自分の悪い部分がすべて出てしまった」と肩を落とした。

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