【日本ハム】郡司裕也、初の4打点…仙台育英&慶大出身 甲子園決勝対決「後輩たちから刺激」

スポーツ報知

  • ニュース

2023.8.24(木) 05:55

3回2死満塁、2点適時打を放ち、ポーズをとる郡司

◆パ・リーグ 日本ハム10―4楽天(23日・エスコンフィールド)

 連夜の“郡司節”だった。郡司裕也は初の4打点で射止めた2日連続のお立ち台。慶応が制した甲子園の話題に「『郡司』が優勝したので、僕も流れに乗って優勝できました」。決勝は母校の仙台育英と出身大の付属高・慶応が対戦。中学時代に慶応を第1志望に受験した過去もある。2つの母校による頂上決戦を前に「『郡司対郡司』。どっちが勝っても郡司が優勝」と話したヒーローが再び、エスコンの爆笑をさらった。

 前夜に2発でエールを送った2校へ、今度は2本の適時打で「感謝」を届けた。22日は「両校に1本ずつ」と初の1試合2発。この日は同点の2回2死満塁、決勝の2点打を左前へ運ぶと、3回にも2死満塁から右前2点打。「後輩たちからたくさん刺激を受けて、頑張ることができました」と本拠地6連勝に導いた。

 チームは5位・西武に1差。新庄監督から「走者がいるときは何かやってくれる。ずーっと使いたい」と期待される得点圏打率5割の仕事人は「最後まで活躍できるように頑張ります」。後輩から受け取った力を源に、最終盤を駆け抜ける。(内田 拓希)

関連ニュース

【日本ハム】新庄剛志監督が郡司裕也をベタ褒め「ぐんちゃん。何かやってくれそう。何番でも任せられる。頼もしい」
【日本ハム】万波中正が5年目で初の20号「札幌Dで打っていた中田さんのすごさ…」球団では20年中田翔以来
【日本ハム】郡司裕也が勝ち越し2点打 一挙6得点の猛攻で3点差をひっくり返す
【日本ハム】王柏融が反撃の口火切る一塁強襲タイムリー「チームに勢いをつけたかった」2戦ぶり先発
【日本ハム】正捕手争いに「打」で猛アピール!古川裕大が追撃の適時打

記事提供:

スポーツ報知