スタメンマスクに応える同点打&決勝生還!鷹の26歳のアピールに谷沢氏「経験が活きた」

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2023.8.20(日) 07:44

ソフトバンク・谷川原健太 (C) Kyodo News

◆ “控え捕手”がチャンスに一発回答

 ソフトバンクは19日、本拠地での西武戦に3-2で勝利。1点を争う接戦の中、「9番・捕手」でスタメン出場した谷川原健太が2打数1安打1打点と奮闘を見せた。

 正捕手の甲斐拓也に代わって今季3度目のスタメンマスクを被った26歳は、1点ビハインドの4回一死二塁のチャンスで同点の適時二塁打。まずはバットで起用に応えると、さらにその後一死一・三塁の場面では牧原大成にセーフティスクイズで三塁からホームへ突入。執念のヘッドスライディングで勝ち越し点をもたらした。

 守っても先発・板東湧梧をリードして6回を2失点でまとめ、投手交代のタイミングで甲斐と交代となったものの、走攻守で勝利に貢献した。


 数多くないチャンスの中で猛烈なアピールを見せた谷川原の奮闘について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は「チャンスで見事に與座(海人)から左中間を抜いた。変化球を引きつけて打ったのも、あとは走塁も素晴らしかった」と称賛。

 守りでは、4回に中村剛也とマーク・ペイトンに2者連発を浴びたところに関して「連続ホームランは反省もあると思いますけど……」と課題も挙げながら、「去年も代打の打率は高かったし、代走でも使われていた。その経験が活きましたね」とまとめ、去年までの経験がこの日の躍動につながったと振り返った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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