鷹・有原航平、8回2失点で5勝目 また山本由伸に投げ勝ちチームの連敗止める

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2023.8.16(水) 21:40

ソフトバンク・有原航平 [写真=北野正樹]

● オリックス 2 - 3 ソフトバンク ○
<18回戦・京セラD大阪>

 ソフトバンクは連敗を「2」で止め再び貯金3。先発で8回2失点と好投した有原航平投手(31)が5勝目(3敗)を挙げた。

 有原は2回、一死二、三塁のピンチを招き一塁・中村晃の野選で1点を失うも、なおも一死一、三塁のピンチを凌ぎ最少失点。味方打線が逆転した3回以降はテンポ良くアウトを重ね、4回から3イニング連続3者凡退をマークした。

 2点リードの7回は一死二塁と久々に得点圏に走者を背負ったが、代打・セデーニョを三ゴロ、1番・杉本を遊ゴロに退け無失点。8回は打球直撃の影響もあってか、一死から3番・中川圭、4番・森に連続二塁打を浴び1点差に迫られた。二死二塁で6番・紅林にも左前打を許したが、左翼・近藤が本塁へストライク返球。同点生還を狙った二走・森をタッチアウトに仕留め1点リードを死守した。

 有原は8回113球、8安打2失点の力投で今季通算5勝目。うち3勝がオリックス戦となり、そのすべてが山本との投げ合いでつかんだ白星となった。

 ソフトバンク打線は1点を追う3回、安打と敵失で無死一、二塁とし、3番・柳田は初球、2球目と2球連続でバント失敗。結局、柳田は空振り三振に倒れ重苦しいムードとなったが、二死満塁で6番・柳町が2点適時打を中前へ弾き返し逆転した。続く4回は二死一塁で柳田が左中間フェンス直撃の二塁打を放つと、相手の失策も重なり、一走の牧原大がラッキーな形で3点目のホームを踏んだ。

 1点リードの9回は守護神・オスナが一死二塁のピンチを無失点で凌ぎ18セーブ目(2勝1敗)。ソフトバンクはオリックス戦3連勝となった。

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