【オリックス】有原航平、8回2失点で5勝目 山本由伸と投げ合って3勝は”史上初”

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2023.8.16(水) 21:39

好投した先発・有原航平(カメラ・豊田 秀一)

 ◆パ・リーグ オリックス2―3ソフトバンク(16日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが連敗を2で止めた。

 ヒーローは有原だ。8回8安打2失点の粘投で5勝目を挙げた。初回2死一、三塁の窮地で頓宮を最速155キロの直球で見逃し三振に仕留めると、2回は無死一、三塁のピンチを最少失点でしのいだ。その後は多彩な球種を生かした巧みな投球術でほんろう。8回に1点差に迫られ、さらに2死二塁から紅林に左前打を浴びたが、左翼手・近藤のストライクバックホームによる補殺にも救われた。

 球界屈指の好投手・山本とのマッチアップは今季4度目で3勝目をマーク。同一シーズンで山本との投げ合いで3勝した投手は初めてで、申し分ない働きを見せている。

 打線は1点ビハインドの3回に奮起。2死満塁の好機で柳町が中前2点打を放った。この日、夏の甲子園で母校の慶応(神奈川)が広陵(広島)を破り、15年ぶりに8強進出を決め、先輩として発奮した。4回には2本の長短打に相手失策も絡んで3点目を追加。山本を5回で降板させた。

 意地を見せ、首位・オリックスとの直接対決を制し、8・5ゲーム差に縮めた。

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