オリックスが継投完封リレーで60勝一番乗り! 池田親興氏「ブルペンデーでも1点を取るのが難しい投手陣」
ベースボールキング
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2023.8.14(月) 06:44
オリックス・山岡泰輔 (C) 産経新聞社
◆ 「本当にブルペンデーなのかな?」オリックスは13日、敵地での楽天戦に1-0で勝利。5投手の継投で楽天打線を無失点に封じ込め、これでパ・リーグ最速で60勝に到達した。
ブルペンデーで挑んだこの日は初回から森友哉の犠飛で幸先よく先制すると、投げては先発のルーキー曽谷龍平が3イニングを無失点に封じる堂々のピッチングを披露。後を受けた宇田川優希が2回で5三振を奪う圧巻の投球で続くと、その後は山岡泰輔、山崎颯一郎が無失点で繋ぎ最後は平野佳寿が締めて今季19セーブ目を挙げた。
初回の1点で逃げ切りに成功したオリックスだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも「ブルペンデーで1点差でも、その1点を取るのが難しい投手陣でした。本当にブルペンデーなのかな?という」と盤石のリレーを見せたリリーフ陣が話題に。
継投で楽天打線を4安打無得点に封じた要因として、出演した池田親興氏は「1点差のゲームなんですけど、本当に中で出てくるピッチャー達が点差を感じさせないようにノビノビとしていた」と分析し、中でも「山岡がまた良かったんですよ。本当に素晴らしい球を投げて、簡単に三振を取って相手をどんどん押していった」とコメント。
シーズン途中で中継ぎに転向したにも関わらず、不慣れなポジションで2回を投げて無失点、3三振を奪う抜群の内容で楽天打線をシャットアウトした活躍に目を細めた。
これでオリックスは貯金を21まで増やした他、2位ロッテにも5.5ゲーム差をつけて依然首位を独走中。三連覇へ向けチームを支えるリリーフ陣に、池田氏は最後に「相手もたまらんぞという感じでしたよ」と語って締めくくった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』