ロッテ・小島和哉 (C) 産経新聞社

　ロッテは西武に競り勝ち、4カードぶりに勝ち越しを決めた。先発した小島は6回無失点8奪三振で、約2か月半ぶりに白星を挙げた。

　2回一死二塁から安田の中前適時打で先制に成功。3回は相手の失策も絡んで1点を追加すると、4回には二死二塁から荻野のタイムリー三塁打でリードを3点に広げた。

　小島は初回、先頭の蛭間、続く源田を連続空振り三振に斬るなど、3者凡退の好スタート。その後は走者を背負っても落ち着いたマウンドさばきを見せ、6回無失点の好投。5月24日の西武戦以来となる白星を掴み、6勝目をマークした。

　8回はペルドモが暴投で1点を失うと、9回は益田が栗山に左越えソロを被弾。1点差に迫られたが、最後は二死一・二塁で源田を見逃し三振に斬った。