【ロッテ】昨年トミー・ジョン手術の沢田圭佑が1563日ぶり勝利「マウンドに戻れてよかった」

スポーツ報知

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2023.8.12(土) 22:07

9回に4番手で登板した沢田圭佑(カメラ・今西 淳)

◆パ・リーグ ロッテ3―2西武(12日・ZOZOマリン)

 ロッテの沢田圭佑投手が、9回に4番手として登板。1イニングを3者凡退に抑え、チームの逆転サヨナラ勝ちで、オリックス時代の2019年5月2日以来、1563日ぶりの白星をつかんだ。

 22年6月に右肘トミー・ジョン手術。同年オフにオリックスを戦力外となったが、ロッテと育成契約を結んだ。「完璧なペースで進んだ」とリハビリは順調に進み、今年7月に支配下復帰。今月9日に術後初登板し、この日が2度目の登板だった。

 沢田は初のお立ち台で「本当にうれしかった。長いリハビリだったので本当に苦しかったですけど、マウンドに戻れてよかったなと思いながら投げました」と喜びをかみ締めた。

 大阪桐蔭では、今年からメジャーに舞台を移した藤浪晋太郎(現オリオールズ)と同期。復帰登板後にはLINEで連絡ももらったという。「やっぱりすごいなと思って見ているので、彼の活躍を見て日々、僕も頑張れている」と語った。

 チームは2位ながら、やや状態が下がってきたところに現れた貴重な戦力。「前のチーム(オリックス)が優勝しているときに全く投げられなかった。優勝2回したけど、僕の中では1回も優勝を味わっていない。今年達成できたら。絶対に勝ちたい」と強い思いを明かしていた。

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