【日本ハム】宮西尚生が2軍合流後の初登板で1回無失点 ファームで取り組んだ「ミニキャンプ」の内容とは

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2023.8.3(木) 23:56

宮西尚生

◆イースタン・リーグ 日本ハム7―6ヤクルト(3日・鎌ケ谷)

 日本ハム・宮西尚生投手がファームのヤクルト戦で7回から3番手として登板し、1イニングを1安打無失点1奪三振。7月23日に2軍へ合流後の初登板で順調な仕上がりを示した。試合後には16年目で初めてシーズン中に「ミニキャンプ」を行っていたことを明かし、現在の心境を語った。

 「(今日の登板は)よかったね。狙われていてもファウルを取れているのは手応えを感じるし、スライダーの出し入れもしっかりできた。真っすぐの制球も良かったし、今日は言うことないかな。自分の思った通りにやるべきことをやって、しっかり思い通りの体に戻った感覚はある」。

 16年目の今季は31登板で13ホールド、防御率2・66。18試合連続無失点など獅子奮迅の活躍でブルペンを支えていた中、約1か月前から体の変化を感じていたという。

 「6月の後半、7月くらいから体の『スカスカ感』を感じていた。状態が悪いというより、力が抜けている感覚。去年みたいに『体中が痛いし、動かれへんし、肘に水が溜まるし』っていう感じではない。今回はボール自体はそこまで悪くないし、フォームが崩れているわけではないけど、少しパワー不足やなと」。

 7月23日からファーム調整となって以降の12日間は「ミニキャンプ」を敢行。シーズン中には経験がないほどの徹底した走り込みとウェートトレーニングで体をいじめ抜いてきた。

 「もうほんまに死ぬほど走っている。PP(右翼と左翼のポール間走)が14本、100メートルは15本、50メートルが20本。その前に30分から40分は必ず歩いて。もうだいぶ(体が)詰まってきたね。初日はPP12本で、暑さで倒れそうになって。14本行きたかったんやけど、残りの2本がここ(千葉・鎌ケ谷)から都内まで走るくらいの距離に感じた(笑い)。さすがにこれは熱中症になると思って、トレーナーからもストップがかかった」。

 酷暑のハードトレーニングに励みながらも、体重は2キロ増。寮に泊まりながら食事量を確保し、体を作り上げてきた。

 「食うしかない。寮に泊まっているから、食事は朝昼晩出る。シーズン中の朝はプロテインとかEAAとかで、どっちかっていったら『いかにその日のコンディションを良くするか』に尽くしていた。そういう意味で『スカスカ感』が否めなかったっていうのはある。この約10日間は、ほんまに充実した時間だった」。

 ともに汗を流す仲間の大半は10歳以上年下の若手選手。レジェンド左腕の練習量に、次々と驚きの声が上がっている。

 「年が離れているからね。そこまで仲良くしゃべるっていうのはほぼほぼないけど。ずっとあそこ(フェンス際)で走っとったらまあ、気付くわね。だけど(吉田)輝星とか根本とかには『お前らは先が長い。20歳ちょっとぐらいでしょ。大学生の方が走っているぞ』って言ってるよ。走るのが全てではないけど、プロ野球選手だから技術はもちろん、あんねんから。(ファームは)体を大きくしたりできる期間。これからずっと1軍のローテーションで回るような子やねんから、今が大事。『38歳より走らなくてどないすんねん』と」。

 地道な走り込みを土台に長年活躍していた先輩の姿が脳裏に焼き付いているからこそ、後輩たちに助言を送る。

 「(プロで)10何年やってきたけど、長く活躍してる人って走ってるよ。ホンマに。ホンマに走ってるわ。(武田)久さんとかめちゃくちゃ走ってたし、(武田)勝さんとかも俺くらいの年でもバンバン走ってたからね。金子(千尋)さんもめっちゃ走ってた。やっぱり下半身を鍛えてる人、地味に鍛えてる人って強い」。

 シーズンも佳境を迎える中、1軍へ戻る準備が整った。

 「いつでも上がれる状態ではあるけど、それを決めるのは1軍やから。いつ呼ばれても良い状態までしっかり最短で、12日間で戻せた」。

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