【オリックス】ラオウ杉本裕太郎が1番で先頭弾 ナカジマジック20安打9点で2位ロッテに3差

スポーツ報知

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2023.7.31(月) 05:45

1回無死、杉本が左越えに12号ソロを放つ

◆パ・リーグ 日本ハム2―9オリックス(30日・エスコンフィールド)

 プレーボール直後に昇天ポーズがさく裂した。オリックス・杉本裕太郎外野手(32)が今季初めて1番を任され、右腕・ポンセの6球目の外角カットボールに反応。大きな弧を描いた打球は左翼席上段への先頭打者本塁打となった。「1番打者でビックリしたんですけど、打てて良かった」。6月28日のロッテ戦(京セラD)のランニング3ランを最後に遠ざかっていた本塁打。65打席ぶりの12号ソロで打者一巡4得点の猛攻を呼び込んだ。

 “ナカジマジック”でラオウが目を覚ました。7月は前日まで打率2割(55打数11安打)で、29日はスタメンを外れた。中嶋監督は昨季7月3日の日本ハム戦(札幌D)以来となる1番起用を「何か吹っ切って、攻める気持ちを持ってほしいな、と思いました」と説明。背番号99は3回に左前打を放ち、出場11試合ぶりマルチ安打もマークした。

 先頭打者アーチは2本目だ。「1番・中堅」で出場した17年9月9日の楽天戦(Koboパーク宮城)で、プロ初安打を本塁打でマーク。プロ2年目で「やっとプロ野球選手になれた」と初々しくコメントし、21年に本塁打王を獲得するなど主力打者に成長していった。

 1番・杉本の一発で火がついた打線は、先発全員の20安打で9得点。連勝で2位のロッテと3ゲーム差に広げた。「いろいろと(監督に)考えていただいているので、何とか次につなげていけるように」と杉本。ラオウの8月のV字回復が首位固めのカギを握る。(小松 真也)

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