ロッテドラ4・高野「無失点に抑えられて良かった」2回無失点の最高デビュー

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2023.7.26(水) 09:58

ロッテ・高野脩汰[撮影=岩下雄太]

 「足が震えるぐらい緊張しましたが、まずは無失点に抑えられて良かったです」。

 ロッテのドラフト4位・高野脩汰(日本通運)が25日の西武戦でプロ初登板を飾り、2回を無失点に抑える最高のデビューを飾った。

 即戦力ルーキーとして期待されたが開幕は二軍スタート。ファームでは13試合・23回1/3を投げて、1勝0敗、防御率5.01だが、5月27日の日本ハム二軍戦から6月28日の日本ハム二軍戦にかけて4試合連続無失点に抑えるなど尻上がりに調子を上げてきた。18日に行われたフレッシュオールスターでもイースタン・リーグ選抜の一員として登板し、1回をリズムの良い投球で無失点に抑え、満を辞して25日に一軍発昇格。

 0-3の7回にマウンドに上がり、先頭の岸潤一郎を遊飛に打ち取ると、続く源田壮亮を129キロのフォークで打たせ二ゴロ。佐藤龍世に1球もストライクが入らず四球を与えたが、マキノンを三直。2イニング目となった8回は外崎修汰、長谷川信哉から連続三振を奪うなど、三者凡退に抑えた。

 高野は球団を通じて「ボール先行になってしまいましたが、落ち着いて1つ1つアウトを取ることが出来ましたし、三振も取れて2イニング抑えられていい経験が出来ました。ここからしっかりチームに貢献できるよう頑張っていきたいと思います」と振り返った。

 ファームでは先発で4試合投げており、7月7日のDeNA二軍戦では自己最長の4回・73球を投げた。先発、リリーフの両方ができるのも強み。8月以降は6連戦の戦いが続き、即戦力ルーキーとして力を発揮していきたいところだ。

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