◆パ・リーグ　楽天３―１日本ハム（２５日・楽天モバイルパーク）

　日本ハムが接戦を落とし、１９８４年以来３９年ぶりとなる１３連敗を喫した。同年に記録した１４連敗の球団ワースト記録に、あと１と迫った。

　１点差の５回には無死二塁、同じく６回には１死二、三塁と好機を築いたが、１本が出なかった。

　新庄剛志監督は試合後、報道陣の前に現れると自ら「どうあがいても勝てないときは、初球からガンガン打つとか、自信持ってスタメンで送り出してる選手たちは、プレッシャー感じずにガンガン、キャンプぐらいの気持ちでやってもらわないと、この壁はぶち破れないから。みんなつらいっすよ」と語った。

　１３連敗中、１点差が８試合、２点差が３試合と１３試合中１１試合が２点差以内の僅差。「いろんな経験して成長していくと、グッと歯を食いしばって、『ああいうときもあったよね』と強くなったときに話せるように、今は耐えるしかないから。使った監督が悪いぐらいの気持ちで、開き直っていってもらいたい」と選手の奮起を期待した。

　球団ワーストにあと１と迫ったことには「そういうのは関係ない。思い切ってやってくれたら、プレッシャー感じずに。ここまできたら一緒だね。一緒一緒」と話していた。

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